午後2時頃
埼玉県で発生した竜巻
その後千葉県に移動し、
風の渦(竜巻)は消えたそうです。
月曜日という事で、
通常通り仕事をしていた私。
そんな時に
突如電話が!・・・
普段、
家から電話ってほとんどありません。
いつもないのに、
今日だけで、3度も着信が!
”これはなんかあったな!?”
と思って電話をすると・・・
「竜巻で家が大変な事に!
早く家にきて!!」
…
戻ったのは夕方頃でした。
とりあえず、家族はみな無事でした。
(電話の時点で安否は確認できました。)
家にいた親父は危なかった様ですが、
かすり傷くらいで済んだのです。
ちょうど6時半頃だったと思います。
薄暗くなっているとはいえ、
家の状況は何となく理解できました。
実家がこんな状況に・・・
とにかく、
信じられない光景だったのです。
竜巻って
日本じゃほとんどありえない災害です。
それがこの家に!?
というか、
なんで俺の家に!?
家の屋根が剥がされ、
無残な姿になっていました。
正直言って、
この状況を見た私は、
家はあきらめた感じでした。
諦めたというよりは…、
この先どうなるか全く想像もつかなかった
というのが正直なところでした。
そして、
なぜか写真を撮り始めたのでした。
(※この写真を撮るって判断は後々になって良かったのです。
詳しくは下で見て下さい。)
なんとか、
寝泊りする場所は確保できたとはいえ、
明日から仕事は休んで、
家の片づけをしないと・・・
でも
部屋のぐちゃぐちゃ感を見ると…
はっきり言って気が遠くなりそう・・・。
(今思うと、よくあんな状況になった家を片付けられたな~って思います。)
この時期は夏とはいえ、
夜7時を超えると辺りは暗くなります。
しかも、
電柱は倒れ電気は通っていない。
電気も明かりも何もない状態なのです。
だから8時頃になると
家の中は本当に真っ暗でした。
そして、
竜巻の被害があったこの日。
いつもとは違った夜を過ごす事になったのです・・・。
《 写真を撮る事の大切さ! 》
被害を写真に撮るなんて不謹慎って思われるかもしれません。
でも、
この被害状況を写真に撮る事は超大事です!
今色々と防災などのサイトがある中で、
”被害状況を真っ先にカメラに撮れ!”
っていう事を書いている記事はほとんどありません。(※もちろん最初は安否確認をしますが、
それが済めば後はいち早く復興するか?です。)
でも、
私の実体験から写真は大事だと思います!
というのも、
保険の請求で、
もしかしたら必要になるかもしれないから。大体保険会社の査定の人が来るようなので、
その人が家の状況を見ていくようですが、
自然災害などで、
場合によっては市や県などで
補償とか援助をしてくれる場合もあります。
特に被害がある程度大規模になると、
市も県も全部の家を調査するには人も時間もかかりすぎる。だから被害が小さい家に関しては、
写真が判断材料になる場合があるのです。
(とはいっても私の家はかなり酷い部類でしたが…)
今回もそうで、
書類に記入して、市役所に行った際、こっちが全壊、半壊などを訴えた所で、
役所としては
「それを証明するものはありますか?」と言ってくる場合が多い。
それで、
手続きがなかなか進まないケースもあります。隣にいたある人は「うちは全壊だった!」
なんて話していましたが、
それを証明するものがなかったら、
ただ言い合うだけになります。でも写真があれば、
手続きが比較的スムーズにいく場合もあります。
必ずしも写真があれば大丈夫っていうわけではないけど、
必要になる場合があるのです。
そのためにも、
片づける前の被害状況を写真に撮る事をお勧めします。
そして、
⇒竜巻被害を受けた当日の夜へ