- 2014-9-26
- こんなアドバイス!

これは竜巻で割れたガラスの写真ですが、
私の経験から
意外に怖いのが
この”割れたガラスによるけが”です。
竜巻で家が破壊された時、
粉々になったガラスが散乱します。
下の写真で分かると思いますが、
はっきり言って、
割れたガラスやゴミとが混ざり合ってぐちゃぐちゃです。
もちろん掃除でも手こずります。
というのも、
ガラスとゴミとを分別しないといけないから。
それに気を付けないとかなり危険です。
本当に、
この割れたガラスの破片が曲者なのです!
現に私もそれで手を切ったりもしましたが。
切ったりするから曲者なのではなく、
一番厄介なのが、
掃除しても小さな破片が残るからなのです。
絨毯(じゅうたん)や
畳の上に散乱したガラスを掃除しても、
本当に小さな破片が残ります。
歩いていて、痛ッ!!って思って
足の裏を見たら、
小さな光る破片が刺さっていたりします。
掃除したはずなのに、
残っているものなのです。
だから、
ほうきや掃除機で掃除した後、
床に顔を近づけて見て、
光るものがあるかどうかチェックしたりもしました。
ガラスだから光で反射するとキラっと光るからです。
そして、
コロコロで入念にゴミや破片を取っていました。
それでも、
こういった掃除を繰り返しても、
なかなか小さなガラスの破片を無くならないのです。
その後もこのガラスの破片がある部屋で
布団を引いて寝なきゃいけなかったり、
生活をしていかないといけない。
だからいつ刺さってけがするか・・・。
この小さな破片が厄介なんです。
そういえば、
地震でも窓ガラスが割れる事はよくあって、
東日本大震災の時も都心では、
窓が割れたケースが多々ありました。
特に割れたのが、
”はめ殺し窓”でした。
このはめ殺し窓は、
ビルの窓ガラスなどによく使われています。
もし気になる様だったら、
職場のビルの窓がどうなっているか確認してみて下さい。
※もしこのガラスだったら、要注意!
地震などの振動では割れやすいと言われています。
というのも、
はめ殺し窓は枠に埋め込まれていて、固定されている。
力の逃げ場がないため、
割れやすいのです。
固定されていて、
開閉できない窓になっている。
当然、人の出入りも出来ないため、
防犯としては良いようですが、
はめ込まれて固定されている分、
振動などで力が加わった時は、力の逃げ場がない。
だから割れやすいのです。
都心などはビル街が多いし、
こういった窓が使われている場合が多いため、
特に怖い。
大地震が起こった時、
窓が割れて、破片が飛び散る。
窓ガラスのそばにいると、
直接ガラスの破片が降る注いできます。
だからこそ、
大地震の時はガラスから離れた場所に移動して、
外にいるときはガラスのある建物から離れて避難しないとけがをします。
地震の揺れじゃなんく、
地震によってガラスが割れ、
その割れた破片でけがをするという二次被害の危険性があるのです。
対策としては、
最近だと耐震性のガラスが出回っているので、
そういったガラスに買い替えるか、
もしくは、
飛散防止シートを買って、ガラスに張り付けるか。
後、個人的に意外に効果があったと感じたのが、
厚手のカーテンを掛ける。
カーテンをしている場合じゃないと効果はありませんが、
竜巻の際、
廊下のガラスが割れてもカーテンが厚手だった事もあって、
飛び散るのを防いでくれました。
そして、
万が一割れても、
軍手(できれば布の軍手よりもゴムの方がイイ。)
そして、
個人的にコロコロはあった方がイイと思います。