9月6日放送の「Mr.サンデー」より

 

9月6日に放送された「Mr.サンデー」を見て

この日のテーマは「首都直下地震に備えよ!」でした。

これまで「Mr.サンデー」は
地震など災害について度々放送しています。

しかも確証のありそうなものを取り上げているので、
私は特に好きな番組でもあるのです。
宮根さんのキャラが好きというのもありますが…

今回のテーマもかなり興味深い内容だったので紹介したいと思います。

 

最初に特に気になった事が

近々大地震の発生する可能性が高い!”という内容でした。

これまで多くの人が近々大地震が起こると発しているので、
またか~と思う人もいると思いますが、今回はちょっと状況が違うようです。

 

まず村井教授が警鐘を鳴らしているのです。

その場所は”南関東沿岸が要警戒”との事だそうです。

9月、10月は特に警戒してほしいとの事。

 

さらに他の人もこんな事を…

現在フィリピン海プレートに押され、

ひずみが年間3センチ溜まっているそうです。

つまり…

近い将来M8クラスの地震が発生する可能性が高いというのです。

今回は科学的な根拠があっての事なので、
かなり信憑性がある様に思えたのです。

 

そして、

首都直下地震のシュミレーションがまた目を惹く内容でした。

 

もしM7.3の地震が起こったら…。

首都圏には巨大なビルがあるため、
ビルの揺れが半端ないというのです。

揺れは1秒で1回まるでねじれる様に揺れるそうです。

そうなると物はほとんど落ちてきます。

もっと怖いのが、ビルの天上板が落ちてくる事だそうです。

今のビルは天井がライン工法によって作られているそうで、
震度が5強で天井板が落下するそうです。

もし落ちてくると…
200キロを超える衝撃になるそうです。

人間の頭がい骨が割れるほどの衝撃だそうです。

耐震、免震など地震に強い建物も多いかもしれないけど、
ビル自体が強くてもその中の天井などに弱い部分があると…

そうなると首都直下の地震起こったら元も子もないですね。

高いビルにいる人は、

地震が起こったらまず机などに身体を隠す事が第一優先になりそうです。

 

それに人間の心理行動”追従行動”も注意しないといけない。

人は前の人と同じ行動をしてしまう傾向にあるそうです。

仮に扉が3つあっても、1つしか開いていなかったら…
皆が1つの扉からしか避難しようとしないそうです。

前の人がその扉から出ると後ろの人もその扉からしか出ようとしない。

こう見ると避難経路の確保の仕方も考えないといけないって事ですね。

 

ビルにはビル特有の危険があるという事ですね。

だから東日本大震災と首都直下地震では、
同じ地震でも起こりうる危険は違ってくるのですね。

そうなると都心では都心なりの対策が必要になってくると思います。

 

今回のシュミレーションは単に死傷者○○人。
帰宅困難者○○人というように、
単なる結果だけでなく人の心理なども考慮している様です。

それだけにリアルに感じてしまいました。

例えばこんな事も取り上げられていました。

人は安否確認が取れないと、

3人に1人は自宅に帰ろうとする傾向にあるそうです。

本来事業者は帰宅するのを抑制するよう言われているそうですが、
どうしても安否確認できないと帰ろうとする人も多い。

でも帰宅にもかなりの危険もあると言います。

ビルのガラスの破片が落下してきたり…
人の混雑による危険(将棋倒しなど)…

かなりリアルにシュミレーションしているのです。

 

そこまで現実的なシュミレーションがあるのなら、

いち早い対策をしてほしいと思いますが現実はまだまだ。

例えば一時滞在施設などの休憩場所の確保の足りない。
事業者の災害対策も追い付いていないところも多いそうです。

 

そんな中、東京都が災害に備えるための冊子を配布するなど
住民への災害意識向上を高める事を行っているそうです。

少しずつですが、

危機意識が具体化されている事にちょっとした嬉しさが湧いてきました。

 

この東京都で配布される「東京防災」は
かなりリアルで現実的な内容になっているそうです。

もし興味のある人はホームページで見てみる事をおススメします。

 

 

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