噴火の種類

噴火の様子(イメージ)

 

9月27日に

起きた御嶽山の噴火

噴火(イメージ)

 

 

 

 

 

日々ニュースを見る度に
死者やけが人も増えていく一方・・・。

しかも捜索活動もかなり難航している様です。

 

それだけ御嶽山の噴火は、

今後の動向を予測できない様です。

 

専門家が言うには、

今回の御嶽山の噴火は、

水蒸気噴火”との事。

 

ある程度噴火の種類も分かっているのに、

なぜこうも予測が難しいのか?

 

※ちなみに、
噴火には大きく分けて、
水蒸気とマグマ噴火の2つがあるそうです。

【水蒸気噴火】

水蒸気噴火の仕組み

 

 

 

 

マグマの熱で地下水が熱せられて、水蒸気になります。

つまり気化するのです。

気体になるので、体積が膨張する。

これに耐えられなくなり爆発、
つまりは噴火するのです。

だから、
水蒸気の爆発なのでマグマが直接流れ落ちる事はないのです。

水蒸気噴火は、
白い噴煙が上がるのが特徴だそうです。

 

そして、

【 マグマ噴火 】

マグマ噴火の仕組み

 

 

 

 

高温で岩石など溶かされたマグマが直接火口から噴出する事。

マグマが直接流れ落ちるのです(火砕流)。

もちろん
火山灰も大量に噴出してきます。

煙も、黒い噴煙が高く上がって、
水蒸気噴火よりも高温になる場合が多いそうです。

予兆としては、
マグマが上昇してくるので、
地殻変動が発生する場合が多いのが特徴です。

 

こう見ると、

マグマ噴火の方が被害は大きくなると言われています。

 

もし、

マグマ噴火だったら・・・、

もっと状況は深刻だったかもしれないのです。

マグマ

 

 

 

 

 

 

それにしても、

ある程度噴火の種類も分かっているのに、

なぜここまで予測できないのか?

 

それには、
大きな理由があるそうです。

 

それは・・・

 

これまで御嶽山では

大きな噴火がなかったから。

御嶽山の全景

 

 

 

 

 

噴火ってその山によって性格も違うのです。

 

過去のデータがないので、

分析ができない。

御嶽山の噴火の傾向も分からないのです。

 

だから水蒸気噴火とはいえ、
マグマがもっと上昇して、
マグマ噴火するかもしれない。

結局はどうなるか分からないのです。

もしこれまでのデータがあれば、
分析して予測が出来るのだろうけど。

 

それがなかったのが
今回の御嶽山噴火の恐ろしいところで、
対応に苦慮している理由でもあるそうです。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る