”長周期地震動”って?

都心のビル街

 

最近地震について

ますます研究が進んでいる昨今…

 

実は地震で怖いと言われているものの一つに

長周期地震動”があります。

揺れ(イメージ)

 

実は3月4日にこんなニュースが!

清水建設が大地震の揺れを再現した

実験施設「先端地震防災研究棟」を公開。

この施設の最大の特徴が
「E-Spider」と呼ばれる設備。

この設備によって水平(横揺れ)、上下の揺れ、
そして回転まで再現した長周期地震動の実験も行えるのです。

 

実のところ私も最近になって
この言葉の意味を知ったのですが、

分かっていくにつれ
ヒシヒシと感じる怖さがあります。

 

そんな

”長周期地震動”とは?

長周期地震動

…長い周期の地震の動き。

周期とは揺れが往復する時間
と言った方が分かりやすいと思います。

分かりやすく言えば、
ゆっくりとした大きな揺れの地震。

特に大地震が発生した時ほど起こりやすいと言われています。

 

この”長周期地震動”の怖い所は、

都心など高層ビルが建っている場所ほど危険なのです。

周りは高層ビルだらけ
ゆっくりと大きく揺れる地震は
ビルを共振され、揺れを大きくする傾向にあるのです。

 

だから、
上の階に行けばいくほど揺れの幅が大きくなる。

こういう動画の様な結果になると言うのです。

 

近年予想されている南海トラフ地震の様な大地震では
この長周期地震動が起こりやすく、
特に都心では大きな被害が予想されている。

 

東京などはビジネス街で高いビルが多い場所なだけに、

もし起きたら…

都心のビル街

それに高層ビルでもう一つ怖い事に、

窓の割れが飛び散る危険もあります。

 

一くくりで地震と言っても、

その揺れには様々な揺れがあります。

耐震とは言っても、

全部の揺れに対応できるとは限らないって事ですね。

 

そう思うと、
改めて地震の怖さが分かってくるのでした。

 

 

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