- 2014-11-23
- 災害記事

11月22日の夜8時頃
長野県北部で起こった2度の大きな地震。
1日経った辺りからその被害が明らかになってきました。
住宅の被害は、
白馬村では約30棟が倒壊。
小谷村では4棟が倒壊。
死者負傷者は0人。
けが人は40人以上。
そして、
日曜夜に放送された「Mr.サンデー」
今回の地震について徐々に分かってきました。
現地の取材で明らかになったのが・・・
アスファルトの道路にヒビ、
場所によっては
アスファルトが盛り上がっていた。
場所によっては家が倒壊、半壊。
倉庫や車庫が土台、柱がやられ折れて倒れる。
その状況を見ていて思ったのが、
震度6弱で家が倒壊?
この揺れで
倒壊はちょっと被害が大きすぎるのでは?
しかも倒壊している家が瓦屋根でなく、
トタン屋根など比較的屋根が軽い家でも倒れている。
本来屋根が重いと
揺れの影響も大きく崩れやすいのですが、
見た目軽そうな屋根の家でも
倒壊しているのには驚きでした。
専門家の話だと
今回の地震は活断層地震で、
局地的な地震。
震源も約5メートルと浅いものだそうです。
だからか場所によっては家が倒壊したり
そして、少し離れた10メートル離れるとほとんど被害がない。
そういう地震との事。
震度6弱と言われているけどれ、
実際に局地的な部分の震度は
もっと強かったのかもしれない。
そう思うとこの局地的な地震では震度の数字はあまり当てにならないのかもしれません。
取材でインタビューで答えた被災者の話だと
奇妙な言葉が出てきました。
”断層”と
”1週間前からの小刻みな地震”
その後専門家の話では
この地震の発生場所はちょうど神城断層と一致するそうです。
現在分かっている限りだと、
活断層体が日本に約2000か所以上もあると言われています。
ただ活断層はまだ未知の部分もあるため、数は未知数でこの2,000か所も当てにならないそうです。
いつ局地的な地震が起こるとも分からない。
しかも断層自体の揺れとなると、
いくら耐震性のある家と言っても、
下の土台からやられたら関係ないのかもしれません。
この長野県北部地震は
まだまだ未知数の部分がある様で、
何とも不気味に思えるのでした。