- 2014-10-4
- 災害記事
台風18号が接近しているとのニュースが!
台風18号が関東に接近する恐れがある。
この様子だと、5日頃から雨が強くなり、
6日正午までは関東甲信で
大雨、強風になる可能性があるとの事。
噴火の起こった御嶽山付近は
5日正午までの24時間雨量は40ミリだった。
それが6日正午までの24時間雨量は100~200ミリ。
その後台風の影響で、
雨量はさらに増える見通しの様です。
この台風18号は非常に強い勢力で、
強風もそうですが、
特に怖いのが豪雨。
今回の御嶽山で積もった火山灰は、
雨によって土石流が起こりやすくなると予想されています。
そのため、
川沿いに住む住民などには避難を呼びかけたりしているそうです。
噴火による被害の第二の災害
普段雨が降っても地面が雨水を吸って吸収してくれるので、
土砂災害、洪水など
そう簡単には起きにくいそうです。
(自然の摂理ってものだろうけど、)
でも、
火山灰が積もった場合は、
状況が一変します。
火山灰は雨など水分を吸うと、
ドロドロの泥状になるそうです。
泥状になると、
地面の上に積もった泥状の火山灰が邪魔をして地面が雨を吸収しにくくなる。
地面が泥でコーティングされた状態になるのです。
地面が水分を吸収できなくなって、
自ずと雨水が谷筋の方に大量に流れ込んでいきます。
本来地面に染み込むはずの水が低い方に流れていく、
そして
土砂を巻き込み土石流が発生する危険性もある。
川沿いでは火山灰を含んだ土石流が大量に流れ込んでくるのです。
特に、火山灰を含んだ土石流は普通の土石流と違って、
抵抗なくドドッと流れてくる。
少しの雨でも起こりやすいそうです。
記憶にあると思いますが、
広島での土砂災害
広島で起こった土砂災害の土は、
俗の”まさ土”と言われています。
雨など水分を含みやすく、
それによって地盤がもろくなるのです。
この火山灰も同じ様な仕組みだそうです。
噴火した周辺に住む人にとっては、
休まる暇がないですね。
雨とは言っても、
雨は意外に大きな二次災害を引き起こす場合もあるのです。
私が竜巻で屋根をやられた時もそうですが、
その時は被害から1週間後には台風も接近しました。
屋根のない家に雨が降り注いだのですが、
その後がひどい事に・・・。
家は屋根が奪われるともう終わりです。
壁などは雨にぬれると、カビが生えたりしてきます。
終いにはニオイも発生してくるので、
住めたものじゃありません。
雨は意外に酷い災害(二次災害)をもたらすものだな~って
その時身をもって感じたのです。