
日本では台風と呼ばれています。
でも他の地域では
台風以外の呼び名で言われているのです。
知ってはいたけれど、
正直言ってあまりその違いは知らなかったのです。
実はこの違いに特に興味を抱いたのが
この2つのニュースがきっかけでした。
10月12日に
”インドに上陸したサイクロン”
10月17日に
”イギリスに上陸したハリケーン”
この2つは海外で起こった災害な事もあり、
日本ではあまりニュースで流れなかった様ですが、
被害はかなり大きい様でした。
(インドのサイクロン)
名前「フッドフッド(Hudhud)」
(鳥の名前からきている様です。)12日にインド東部に上陸。
風速55メートルの暴風。
被害は死者、行方不明は計20名以上
電線がなぎ倒されたり、
道路や鉄道が閉鎖の被害が多数。
”サイクロン”とは
インド洋、太平洋南部で発生する熱帯低気圧で、
最大風速が約17m/s以上のものを言います。
(イギリスのハリケーン)
名前「ゴンサロ(Gonzalo)」
17日夜イギリス領バミューダに上陸。
最大風速約48メートル
”ハリケーン”とは
大西洋北部、太平洋北東部、太平洋北中部で存在する熱帯低気圧のうち、
最大風速が約33m/s以上のものを言います。
と言われても
ピンとこないと思います。
かなり大雑把にいえば、
”サイクロン”は、
南半球で発生する熱帯低気圧。
”ハリケーン”は、
日本周辺の地域を省いた北半球で発生する熱帯低気圧。
ちょっとおおざっぱですが、
こう区別すると分かりやすいかもしれませんね。
もし海外の台風のニュースが流れる事があったら、
ちょっと気にして見てみてはどうでしょう?