11月20日・・・今日で広島土砂災害から3ヶ月目

崖(イメージ)

 

最近ニュースでも

取り上げられることが少なくなった広島土砂災害。

土砂災害

 

 

 

 

約3ヶ月前は、
ほぼ毎日の様に災害の被害状況や復興状況など
ニュースや新聞でも載っていましたが、

最近は本当に減ってきました。

 

私が竜巻の被害があった時も、
災害から1週間は
テレビでもニュースでも流れるほどでしたが、

1か月もたてば、
まったく竜巻なんかなかったかの様な・・・

そんな感じでした。

 

人のうわさではないけど

話題になるのって本当に一瞬なんですね。

 

そう思うと、

本当に他人は他人なんです。

自分に関わる事意外には全く関心がない。

人間ってそういう生き物なんですね・・・。

 

と、

今日11月20日で、

広島の土砂災害からちょうど3ヶ月目。

地すべり(イメージ)

 

 

 

 

 

 

 

一部では
こんなニュースが・・・

3ヶ月経って、

広島市の松井市長が被害地域を視察。

(特に安佐南区八木がひどかった地区でした)

そして

復旧状況を確認しました。

 

現在は土砂災害の応急処置として

住宅の上流に鋼鉄製のワイヤーネットが設置されているそうです。

 

また砂防ダムの建設を望む声もある様で、

国と県は31の砂防ダムを建設する予定。

ニュースで見る限りは、
着実に復興は進んでいる様です。

とはいえ

元々この八木地区は昔

”八木蛇落地悪谷(やぎじゃらくじあしだに)”と言われていたそうです。

 

今の人はあまり知らないようですが、
昔からよく知る人は
この地区はひとたび雨が降ると、
まるで蛇がなだれ落ちてくる様に土砂が落ちてくる。

と言われるほど
ヒドイ土砂災害が起こりやすい地区と知っていたわけです。

 

それがなぜか、
八木蛇落地悪谷という言葉が薄れ、
八木という言葉だけが残った。

「蛇落ちる」「悪」など比較的悪い言葉ばかりの表現。

消したい気持ちは分かるけど、

もし、
昔の教訓を受け継いでいれば、
こうはならなかったかも・・・

と思うと、

この土砂災害は自然災害ですが、

ある意味、”人災”と言ってもイイのかも知れませんね。

 

現在ワイヤーネットなどで
土砂災害の応急処置はやったとしても、

一度土砂でやられた家はどうなるのか・・・

リフォームで住むにしても、
今後この地に住むとしたら
またいつ起こるか分からない。

移り住むのも一つの策かとは思うけど、
被災者は一体どうするのか・・・。
(この言葉が出るだけでも、
私も他人事と思っているんだろうけど・・・)

 

私の実感として、

災害への対策は実際に災害を経験して

初めて実感が湧いてくるものです。

これまで災害にまったく縁がなかった人が

急に対策しよう!ってなっても

何から手を付けていいか分からないと思うのです。

 

だから、

災害への準備も対策も難しいんですよね・・・。

 

 

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