竜巻を疑似体験 ~「イントゥ・ザ・ストーム」にて ~

竜巻

 

竜巻を疑似体験しました。

 

それは映画館で観た映画

イントゥ・ザ・ストーム」での事です。

 

 一言で、

超スゴイ迫力です。

 元々リアリティ映画なだけに、
内容も映像も疑似体験できるくらいのリアルさです。

 

屋根は飛ばされ、
大木は根っこからもぎ取られ、
建物はボロボロ。

悲惨な災害後 

 

ジェット機が宙に浮くし、
もちろん車も浮いて飛ばされる。

スゴイ威力です。

 

職場でこの映画を見た事を話した時は、
「竜巻を経験したのに、よく見に行けるな~!?」って
あきれた感じの表情で言う人もいましたが、

ある意味精神的に図太いのか、
無神経なのかは分かりませんが…。

元々映画好きだし、

竜巻の被害を経験したからか、妙に興味があったのです。

 

ちなみに、

この映画に登場する竜巻の大きさは直径3,200m

風速は秒速135mだそうです。

 

映画上では竜巻の規模は”EF5”と言っていました。

映画では改良藤田スケールを用いている様です。
(⇒竜巻の大きさ  ~ スケール ~

 

この”EF5”という規模は

竜巻の大きさを計るレベルで一番高い部類に入ります。

 

だから車が飛び交ったり、
ジェット機が浮いたりしているのです。

 

しかも映画に登場する竜巻は
ただ巨大で大きいだけではないのです。

複数の竜巻が合体して巨大化したり、
スタンドの炎を巻き込み炎の渦となったり。

おそらくここまで凄すぎる竜巻って
そうは起こらないと思うくらいのスゴさです。

 竜巻

そんな映像がPOV(主観映像)で撮られています。

ハンディカメラでまるで自分が目の前に立っているかのような映像。

人が巻き込まれたら、
おそらく生きている事は不可能でしょうね。

 

そんな凄まじい竜巻が過ぎ去った後の、
通り跡がまた無残で酷い。

正直このシーンでは
自分の家とダブらせて見てしまいました。 

 

映画では避難シェルターが登場してきますが、
さすがにEF5のレベルになるとどうしようもない様です。

 

最大級の竜巻の威力は

家でも木でも根こそぎ持っていくのです。

 

今回見ていて思った事は、
私は竜巻を経験して、
それから竜巻について調べ様になったのですが、

この「イントゥ・ザ・ストーム」はリアリティ映画なだけに、

竜巻が発生する際の天候や気象もリアルに描かれています。

怪しい黒い雲 

 

単にエンターテイメントとしての映画ではなくて、
普通に竜巻の事を知る事も出来る映画だと思います。

 

 日本では東日本大震災が起こって、
大被害をもたらしたわけですが、
この災害から”津波”に関わるものは不謹慎だという事で取り上げられなくなりました。

 

でも昔防災用品を販売していて
多少なりとも災害対策が分かっている私から言わせると、

災害の怖さが分かるからこそ、

避難できるし対策も出来ると思うのです。 

 

災害対策も復興も災害の怖さを知る事が第一歩だと思うのに、
それから目をそらしては対策もしようがありません。

逃げ遅れないために…

だから大地震や津波の災害も、
最近起こった広島の土砂災害もリアリティ映画にしても良いと思うのです。

 

映画から津波や土砂災害の前兆が分かれば、
いざという時に避難できる。

 

映画は時として

前兆を学べる教材にもなると思うんですよね…。

 

 

イントゥ・ザ・ストーム

ブルーレイ&DVDセット

(2枚組/デジタルコピー付)…

 

※ここで扱っている画像はイメージで映画の映像とは異なります。
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