10月23日で、新潟中越地震から早10年が経過

揺れ(イメージ画像)

 

10月23日”、

 

この日は、

新潟県中越地震”が発生した日です。

 

2004年(平成16年)、

10月23日17時56分に、

新潟県中越地方を震源とする大地震が発生。

 

M(マグニチュード)は6.8。

震源の深さは13kmで、

直下型の地震でした。

 

この地震による被害は死者68名。負傷者4,805名

住宅の被害

全壊3,175棟、半壊13,810棟。

 

あまりメディアでは取り上げている所も少ないようです。

 

どうしても
その数年後の東日本大震災(3.11)の記憶が大きいだけに、
 中越地震の事が小さく思われがちなのかも…。

それだけ、
記憶に残っている人も少ないかもしれない。

 

はっきり言って、

他人事ですよね…。

 

実際に災害を経験して被災した立場にとっては、

災害の起こった日は忘れる事はありません。

 

私の家が竜巻に襲われた9月2日は
今でも記憶に残っているくらいなので。

 

それに天気予報でも
竜巻警報や竜巻の発生しやすい天気になると
妙に敏感になるのはそのためかもしれませんね…。

 

それだけ災害を経験した人と、

そうでない人との間には大きな隔たりがあるって事ですね。

 

揺れ(イメージ画像)

この新潟中越地震は、
地震の発生したタイミングが悪かったと言われています。

ちょうど10年前の2004年の9月頃は
台風も多く、
しかも少し前には豪雨によって地盤がかなり緩んでいたそうです。

その分地震による土砂災害も多かったとの事。
だから、
土砂崩れなどで亡くなった人も多くなったのです。

 

現代の建築もそうだろうけど、
一昔前よりもしっかりしている事もあってか、
直接地震で亡くなる人は少ないようです。

 

逆に地震の後の土砂災害や津波、

火災などの二次災害の被害の方が多くなりがち。

 

被害を少なくするには、

その後の二次災害をいかに抑えるかが大切だと言われています。

 

この中越地震も地震直接よりも、
二次災害の方が多かったと言われているのです

 

そんな事を振り返りながら、

新潟県中越地震によって得た教訓は

その後に活かされているのかな?

・・・
ふと思ったのでした。

 

 

 

 

新潟県中越地震

特別報道写真集

緊急出版 2004・10・23

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