- 2014-9-27
- 災害記事

正直言って最初は、
”噴火とはいっても、そこまではひどくないんじゃないの!?”
って思っていた私。
甘かった。
それだけ噴火については無知だった私です。
噴火とはいっても、
火山灰の恐ろしさは予想以上に凄い様です。
実際、
ニュースでは灰にまみれて意識不明など。
現在分かっているだけでも、
かなり状況はひどい様です。
火山の灰を調べていくと、
灰とは言っても、
普通に本とか木を燃やした時の灰とは別物です。
火山の灰は、
マグマが発砲してできた物質で、
実は細かなガラスの様な破片なのだそうです。
※Wikipediaの画像を参考。
(パブリックドメインの画像です)
これは電子顕微鏡による画像ですが、
火山灰は実はこんな感じでガラスの破片の様に尖っています。
これを吸い込んで肺にでも入ったら・・・
(↑ you tubeの動画です。)
だから、
現場にいた登山者などは、
下山する時に水で濡らしたタオルを口にあてて、
避難したそうです。
元々火山灰の灰って、
液体のマグマが急激に冷やされるためガラス状の物質になるそうです。
いくら急激に冷やされたとはいえ、
元々マグマは1,000℃~1,200℃と高温。
それが冷やされても、
ものすごく高温なのは分かります。
だから灰が煙の様に飛んできたら、
それは焼け死ぬのと同じようなものです。
下山者がコメントしていましたが、
「死ぬかと思った。」
「爆風と熱さで焼け死ぬかと思った。」
など
灰とは言っても
灰にまみれたら命を失うって事なんですね。
夜になって、
死者も出て、
しかもまだ下山出来てない人もいる。
とはいっても、救出するにもかなり難しい様です。
どうにかならないものかな~。
と自然の怖さを改めて知った感じです。
地殻変動はないとみられているため、
大噴火はないとしていますが・・・。
今後の御嶽山の動向に注意です。