11月5日は「津波防災の日」。この日から思う事は・・・

津波記念碑

 

11月5日、

何の日か知ってますか??

 

実は、

11月5日は「津波防災の日

津波の後(イメージ)

 

 

 

 

 

 

 

 

果たして知っている人は

どれくらいいるのか?

 

私もニュースを見るまでは、
正直知らなかったのです。

 

それもそのはず、
この「津波防災の日」はまだ誕生して浅いのです。

 

2011年3月11日に起こった東日本大震災。

歴史的に見ても

甚大ともいえるひどい被害でした。

 

この経験から

同年6月に制定された津波対策推進法。

この推進法で制定され誕生したのが

この「津波防災の日」なのです。

 

こんな経緯があって誕生したと言っても、

正直言って、
知らないよ~というのが本音です。

 

実際東日本大震災で被災した人達も
この日についてどれだけの人が知っているのか・・・

 

ある新聞では、
まだまだ浸透していないそうです。

 

ニュースでは、

首相官邸で津波防災訓練を実施。

そして担当者らが
非常災害対策本部立ち上げまでの手順を確認。

津波による犠牲者を一人でも減らすため、
国民一人一人に津波の危機意識を・・・

等々言っている様ですが、

国民に浸透していなかったら、

この日を制定した意味がないんじゃないの?

って思ってしまいます。

 

なぜかと言えば、

・・・

基本的に対策本部は
津波が起こってから設置されると思うのです。

犠牲者を一人でも減らすと口では言ってはいるけど、

津波による被害者が出てから、
その後について確認しても
遅いじゃん!と思ったのです。

 

危機意識を浸透させない限り、

いくら記念日を作ってもあまり意味がないと思います。

単なるアピールにしか映らないのです。

 

津波の避難警報についてどうするか、

津波災害の危険地区での避難の仕方。
避難経路の確認を周知させるなどなど・・・。

一秒では早く逃げろ!

 

 

 

 

 

 

結局は一秒でも早く

安全だろう場所に避難しない限りは

助かる命も助からないと思うのです。

 

私の家が竜巻に遭った時は、
父親が家にいたそうで、
危険を察知し安全そうな部屋に隠れたから助かったそうですが、

もし避難していなかったら、
今頃この世にはいなかったかもしれないのです。

 

ただ災害のあった日時に黙とうとかだけじゃなく、
学校や企業で危機意識を徹底させたり。

その時間帯はテレビ、
ラジオなどのメディア関係は
一斉に津波の怖さと、避難の仕方など一斉放送させる。

 

徹底した伝達がないと、

記念日を作っても

単なる記念日でしかないと思うのですよね。

 

職場に東日本大震災を経験した人がいましたが、
(実家が津波を経験して、
家が無くなったそうです。)

かなり酷かったと語っていました。

津波(イメージ)

 

 

 

 

 

 

 

帰る実家がない。

ある意味、
被災者はこれまでの記録が一気に消された感じなのかもしれない。

正直この話を聞いたら、
私の家が竜巻を経験した事はまだまだ甘い方ですね。

 

やっぱり災害は、

経験しないとその怖さが分からないと思います。

 

そう思うと、

災害経験者”が災害対策のトップや

主要な役員になるべきなのかもしれませんね。

 

ちなみに、

なぜ11月5日が「津波防災の日」なのか?

津波(イメージ)

 

 

 

3月11日でいいのでは?と思う人もいると思います。

私もそう思ったのですが、

 

実はこれには、

こんな話 ”があるからなのです。

 

 

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