
激甚災害とは?
あまり聞かない言葉かもしれませんが、
実のところ私もそうでした。
色々と調べていくと目にするくらいなので、
一般市民にとってはあまり馴染みがない言葉だと思います。
というのも…
激甚災害とは、
地震や台風などにより著しい災害が起こり、
被災者や被災地域に対して特別な助成が必要な大災害を指します。そして激甚災害法に基づき、
激甚災害に指定されると国が災害復興事業の補助金を上積みして
被災地への復興を支援する事が目的。※また激甚災害指定で十分に対応できない
と判断された場合は特別法が制定されます。これまで特別法ができたのは
”阪神・淡路大震災”や”東日本大震災”などです。
つまり国が被災者や被災地に対して、
財政援助をして早期復興を支援する事が目的で、
そのための基準が”激甚災害”なのです。
(分かりやすく説明するため、
若干のニュアンスの違いはあるかもしれませんが)
国が復興支援を目的とするために必要な基準の様なもの。
だから一般市民の私たちにとっては
あまり馴染みがない言葉なのも分かります。
そしてこの
”激甚災害”に指定された災害を調べていくと…
気になる事が分かってきたのです!
それは…
”激甚災害”に指定される災害が
毎年毎年発生しているのです。
これはちょっと驚きの事でした。
平成11年(1999年)に基準の引き下げが行われて、
指定される災害が増えたのもあると思いますが、
それにしても毎年毎年大災害が発生しているのはちょっと怖いものです。
確かに思い返せば、
毎年何かしら大きな災害は起こっているんですよね。
ここ最近で言えば、…
【 最近の主な激甚災害 】平成26年(2014年) ・8月豪雨(平成26年8月豪雨) ・11月22日発生の長野県北部地震
平成25年(2013年) ・10月15日~16日、台風26号による暴風雨
平成24年(2012年)
平成23年(2011年) ・3月11日に起こった東日本大震災 ・9月13日に発生した台風15号 |
主に台風などによる豪雨が
指定されているケースが多いのです。
それだけ豪雨は
広範囲に大きな被害をもたらすって事だと思います。
これを見るだけでも
台風が発生しやすい7月~9月頃は、
豪雨被害が起こりやすい事が分かってきます。
この時期は個人単位でも
災害対策もしないといけないのが分かってきますね。