
天気予報なんかを見ていると、
つくづく思う事があります。
”なぜこの時期になると、
台風は急に曲がるの?”
9月や10月になると、
こんな曲がり方をする台風が増えます。
今まで
何気に見ていた天気予報だったけれど、
こうも18号、19号と
大型の台風が接近するのを見ていると・・・
さすがに
疑問に思ってしまいます!
”なぜ、この時期(秋)になると、
急に台風が進路を変えるの?”
・・・
これは
”偏西風”の影響なんですね。
ちなみに、
偏西風の特徴は、
暖かい空気と冷たい空気の境目を通る性質があるのです。
この季節風によって台風の進路が変わってくるのです。
例えば、
”夏”は・・・
夏頃は、
日本列島が太平洋高気圧に覆われるため、
偏西風が日本の北(上の方)を通りやすくなります。上空の風が弱いため、台風が偏西風の影響を受ける事がない。
台風は不安定な経路を進みやすいのです。
夏台風の特徴は、
台風の動きがゆっくりで、迷走しやすい。
そのため
経路が予測しにくいのだそうです。
だから
もし台風が上陸したら、
動きが遅いため長時間居座る可能性も高くなる。だからその分
長雨になりやすいとも言われています。
逆に
”秋頃”になると・・・
秋になると太平洋高気圧が弱くなります。
そのため、
上空の風(偏西風)が日本海側に南下してくるのです。
秋台風の特徴は、
この上空の風(偏西風)に流されてしまうため、
台風が日本に接近しやすくなります。
また偏西風に押し流されるため、
動きが早くなるのです。
しかも夏の間で温まった海水によって
台風が発達しながら早いスピードでくるため、
勢力が落ちずに接近してくる事も多いのです。
こんな風に、
偏西風の影響で台風の進路やスピードが影響してくるのです。
台風18号が勢力を落とさずに
早いスピードで接近してきたのは、
こう言った理由があるからなんですね。
こうみると、
台風19号も同じ経路をたどると想定できるんです。
しかも、
勢力が最強クラスと報じられているだけに、
接近する前から、
特別警報が発表されたりと、
今からかなり心配な感じです。
※特別警報は、
数十年に一度の大災害が予想される場合に発表されるものです。
この特別警報が今回使われるって事は、
相当な勢力なんだな~っと予想できます。
この時期(秋頃)の台風は
接近する可能性は高いと予想できます。
という事は
前もって台風に備える事も出来ると思います。
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感想(297件) |
※台風の時に一番心配なのが停電です。
大き目のランタンは意外に必要になりますよ!