8月20日、甘く見てはいけない豪雨 ②

大雨・豪雨

 

またしても、

記録的な大雨による被害が発生。

 

場所は広島県でした。

 

洪水

しかも今回は死者も多く、

深刻な被害となりました。

 

広島県の安佐南区、北区で局地的な記録的大雨。

(19日深夜~20日未明にかけて)

 

特に20日午前1時からの約3時間の雨量が観測史上最大を記録する量でした。

これによって土砂崩れが各地で発生します。

住宅が土砂に飲み込まれ、

死者も18名に上ります。(20日時点)

 

救助活動中の消防隊員も土砂崩れに巻き込まれ亡くなった人もいました。

 

その後、

市の対応の遅さが指摘されました。

 

避難勧告を出すのが遅かった事を明らかにし、

遅れた理由には「今まで経験したことがない急激。

そして土砂災害が同時多発するとは考えていなかった」との事でした。

 

もっと早く避難勧告を出していたら助かる命も助かっていたかも・・・、

 と思いますが、

 

それ以上に思うのは、

そこに住んでいる人がもっと災害の事を知っていたら・・・。

 

というのも、

もし起こる前兆を知っていたら、

早めに避難出来ていたかもしれないからです。

 

 

これはあるコメンテーターが言っていましたが、

 「自分の命は自分で守るしかない」と。

 

私もそれには賛成する部分があるんです。

結局は、

自分の事は自分でやらないと・・・。

 

警報が出る前に、避難できれば生き延びたかもしれない。

 

そして、

 生き延びて復興していく上でも自分達でやらないといけないからです。

 

 

これは私の経験ですが、

竜巻が起こって屋根が持っていかれて、
大工の人に修理を頼んだ時の事。

ちょうどその時は台風も多くて、
大工さんも他にも家の工事を受け持っていたそうで、
自分の家だけに専念できる状態じゃなかったのです。

屋根の修理をお願いしたけど、
なかなか工事も進まない。
台風も近づいていて、
もし直撃でもしたら損害がもっと広がっていた可能性もある。

大工さんに「いつまでに屋根も工事に取りかかれる?」
と聞いても少し待ってほしいとの事で、

 ”もし台風で家の損害が広がって、

当初の話以上に工事をする羽目になって、

費用もかかったら、どうしてくれるの!?”

とちょっと強めに相談したところ、
早急に仮設で屋根を作ってくれて、
何とか台風から被害を免れた経験があります。

 

これも結局すべて任せっきりでいたら、
もっとひどくなっていたかもしれないのです。
(たぶんかなりヤバい状況だったかも・・・)

自分でもある程度交渉もそうだけど、
やらない事にはダメなのかな~と思ったものです。

 

避難する事もそうですが、

被害を受けて片づけたり、掃除したりの作業も

自分たちが先頭を切っていかないと進む事も進まないものです。

 

防災用品をそろえておくのも、

保健会社などの対応も、

市や県とのやり取りもすべてそうです。

 

任せっきりにすると

進む事も進まないのです。

 

時にはこちらから

「この件はどうなっているのか?」
「いつには出来るのか?」
など積極的な姿勢も必要だと思うんです。

 

ちょっとずうずうしいくらいが良いのかもしれません。

人のため人のためって言う人もいますが、
自分に余裕がなければ人のためにする事も出来ないと思います。

 

 

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