「平成26年8月豪雨」

 

8月22日、

気象庁が「平成26年8月豪雨」と命名。

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8月に入って、

台風11号、12号が日本に大きな被害をもたらしました。

 

そして集中豪雨による記録的な雨。

 

その影響で、被害が甚大すぎて今回の様に命名されました。

 

 

 

まず、

台風の被害が予想以上にひどかったのです・・・

ハリケーン
 

 

 

 

台風12号

8月1日~5日まで日本の四国地方を中心に大雨。

そして、
遠く離れた東北や北海道にまで前線の影響で大雨をもたらします。

その影響で特に浸水の被害が大きかったのです。

床上、床下浸水合わせて1,919棟。
山口県や高知県では全壊2棟、半壊1棟。
さらに2名の死者も。

 

台風11号

8月7日~11日に東海、近畿、四国地方を中心に大雨。

またこの台風の影響で栃木県では竜巻が発生し、被害をもたらします。
床上、床下浸水の被害は計3,260棟。

 

10日に発生した栃木県での竜巻で、
納屋の倒壊や瓦が飛ばされたりの被害が計477棟。

 

 

さらに台風後にも集中豪雨が発生。

激しい豪雨

 

 

 

 

 

 

その被害は広がるばかりでした。

 

京都府福知山市では、

17日午前5時40分までの24時間の雨量が303.5ミリ。
観測史上最も多い雨量。

これによって街の大部分で浸水。
市はこれにって自衛隊の災害派遣要請を行いました。

 

岐阜県の高山市では、

降り始めからの雨量が386ミリと、例年8月の雨量の2倍以上の雨量を記録。

これで川は増水し、
橋や車が流されるという甚大な被害に。

その後県がまとえた被害報告によれば、
高山市、岐阜市など県内の床上浸水は18棟。
床下浸水は43棟を数えました。

 

広島県では、

20日午前1時からの約3時間の雨量が観測史上最大を記録する大雨。

そして、
この大雨で日本中を揺るがす被害に・・・・。

土石流(イメージ)

 

 

 

 

それは土砂崩れによる被害でした。

住宅が土砂に飲み込まれ、
死者は72名まで上ります。

 

どれも観測史上最も多い雨量で、

被害が甚大になった月でした。

 

 

 

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